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Hadrien Moglia, Fukuoka, Japon
Hadrien Moglia, Fukuoka , Japon

フラメンコはまるで魔法のように彼の人生に訪れた。それが、         あたかも必然であり、進むべき道のように。ギタリストのアントニオ・キコ・ルイス(Antonio Kiko Ruiz)とベルナルド・サンドヴァル(Bernardo Sandoval)にトゥールーズで出会い、やがて   二人は彼の良き師、良き友となる。技術を向上させたいという思いに突き動かされ、足は自然とアンダルシアへ向かい、セビリアの「バリオ・デ・トリアナ(Barrio de triana)」の中心に移住することを決意する。そこで彼のフラメンコ観が一変することとなる。フラメンコの名門ジプシー一族である ファン・ホセ( Juan José)、ラモン(Ramon)、ディエゴ(Diego)、ライムンド(Raymundo)をはじめとするアマドール(Amador)一族との出会いによって、彼は再び魔法にかけられることとなる。真摯な姿勢に心を動かされた一族は、家族の一員として彼を迎え入れ、その結果、学問的世界から外れたところで学びを深めるチャンスに恵まれる。もっとも純粋なフラメンコの伝統にどっぷりと浸かったのちに、ギタリストとしてのキャリアを充実させ、舞踊の伴奏を学ぶ  ため、「バイレ(ダンス)」スタジオの門を叩くことを決意する。

そして、「ロス・ファルコス(Los Farrucos)」やカルメン・レデスマ(Carmen Ledesma)といった偉大なマエストロたちの指導を  受ける。カルメン・レデスマとの一期一会は素晴らしい絆を生み、滞在中ずっと、全レッスンの伴奏を任せされることとなる。

アンダルシアの地を離れた後は、サンティアゴ・デ・チリに飛び、ジャニー・アルボルノス・ゴメス(Jeanny Albornoz Gomez)のカンパニーに加わり、チリ全土で一連のコンサートを開催する。 

フランスに戻り、「ピュロ・フラメンコ(Puro Flamenco)」コレクティブを設立し、そのメンバーとして運営しながら「フラメンコ・アン・フランス(Flamenco en France)」でギターを指導する。ダンサー、カロリーナ・パストール(Carolina Pastor)とともに初めての日本ツアーを行い、福岡を拠点とする「ティエンポ・イベロアメリカーノ(Tiempo Iberoamericano)」のメンバーとしてコンサート活動をするかたわら、ギター講師を務める。ダンサー、カルラ・グスマン(Karla Guzman)とインマクラダ・オルテガ(Inmaculada Ortega)と共演する。

現在、アドリアン・モグリア(Hadrien Moglia)は、フランス国内外(スペイン、メキシコ、チリ、ベルギー、日本)で定期的に演奏活動を続けている。

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